原始砂丘林の北側遊歩道その2 オジロワシを見る
低層湿原
一番稚咲内よりの、西側から入る原始砂丘林北側の遊歩道に入ってみました。右手には長い長い北に向かう低層湿原が伸びていて、 そちらを見ていると、真ん中の遊歩道を歩いて見た景色の反対側から見ているということが良く分かります。
オジロワシ
カラスが鳴いているので何気に見ると、枯れ木のてっぺんにカラスがいて、その下に巨大な鳥がいるのを見ました。 じっとしているので、本当に鳥かなと思ったぐらいですが、家に帰って宿主に写真を見せると、オジロワシではないかと 言っていました。原始砂丘林の中で、何つがいか夏を越しているとのことです。
小沼
右手に長い湿原を見ながら歩きますが、左手にも大小さまざまな湿原や沼が現れます。水位がかなり下がって、 絶滅寸前のような沼もいくつかありました。サロベツ原野の乾燥化で、沼が消滅してきている話を聞きます。
沼に映る葦
沼の形も丸かったり細長かったり、いろいろです。湖面に映る葦のきれいなこと。のんた君はもちろん水浴びしていました。
分岐点
遊歩道は、まっすぐ行く道と、真ん中の遊歩道へ行く道とに分かれます。まっすぐに行くと、海岸に出る道になると思うのですが 今日は右手に折れることにしました。
沼
奥に向かうにつれて、本当にあちこち沼が現れて、沼と沼の間を抜けていく所もありました。
長沼
遊歩道は、長沼のほとりをずっと北に向かうのが正道のようになっていて、途中真ん中の道へ抜ける分岐点からの 道の方が分かりずらいです。間違えて、少し長沼の道を歩いて撮った写真です。この日は引き返して真ん中の道へ行きました。 引き返さずさらに長沼湖沼群の道を行けば、もっと面白い風景に出くわすと思うのですが、それはまた機会があれば紹介したいと思います。