クマゲラの食痕めぐり
お客さんがクマゲラの食痕を見たいというので、仕事がひと段落した後、おにぎりを持って原始砂丘林へ行きました。こんなに早い時期に砂丘林へ入ったのは久しぶりです。雪解け水で湿地や沼の水位は高く、まさに湖水群をぬって行くと言う感じでした。
2年だか3年前に見つけたクマゲラの食痕は、もう古びてしまっていましたが、その付近には、新しく出来た食痕があちらこちらの木にありました。今日は風も強くて寒くて、鳥の鳴き声も少なく、沼には水鳥が少しいる程度でした。でもこんなに食痕を見つけると、確かにこの付近はクマゲラが現れるんだろうな~、と想像すると、ワクワク感がありました。
ぐるりと回って3時間程度、11時に出て2時に帰ってきました。お客さんが少ない時期なら、のんびり歩けるけど、まだゴールデンウィークで忙しい時期であれば、やはり2時には帰りたいと言う気持ちがあって、ちょっと早足で回りすぎて、お客さんにはせわしなかったかな?
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原始砂丘林2010年5月3日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
クマゲラを見た!
あれほど自信満々に「不具合の箇所はここだ!」と言っていた宿主、そこの部品を換えてもエンジンがかからず、今朝は奈落の底に落ち込んでいました。そんな宿主を尻目に、私はのんた君と原始砂丘林へ遊びに行きました。なんとなく今日は、サロベツ原野の方ではなく、原始砂丘林気分でした。
こうして何気に出かけた砂丘林で、思いがけずクマゲラを見ました。前々から見たいとは思っていたものの、今日はクマゲラのことなんてまったく頭になかったので、無欲の勝利と言うヤツですね。コーンコーンとハンマーで叩いたような、よく通る音が響いたとき、これはひょっとして?!と思いました。
ちょうど細長い湿地の左側を歩いていて、見渡すと、右側の林の中にひときわ目立つ、皮がはがれた木を見つけました。そこから、コーンコーンと音が響いてきています。双眼鏡は持っていなかったので、持っていた望遠レンズに付け替えてカメラをのぞくと、黒っぽい鳥がいます。「やっぱり、やっぱり、クマゲラだ!」とちょっと興奮しました。
じりじりと近づいて、写真もいっぱい撮りました。クマゲラは、キョーンと鳴いて、いったん飛んで「キョロロロロ」ときれいな声で鳴いて、そばの木に移りましたが、また戻ってきて、熱心に木をつついていました。
のんた君は、突然私が立ち止まって、カメラを構えだしたので、そばでじっとしてくれていました。写真を撮りだすと、のんた君はうろうろせずに、そばで待っていてくれるので、本当に助かります。
家に帰って写真を見ると、使えそうなのは、この1枚きりです。やっぱりそばに寄れないし、クマゲラにピントを合わせているつもりでも、手前の木にあっていたり、枝が邪魔したり、クマゲラがカンカン木をつつくので、ぶれていたり…。野鳥の写真を撮る人が、すごい望遠レンズを持っていたりするのも、分かる気がするなあ。
図鑑を見ると、メスなんだろうと思う。もっと赤い範囲が広いと言う、オスも見てみたいな。鳴き声も覚えたし、きっとこれで、砂丘林の中で声を聞いても分かるな。
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クマゲラ、原始砂丘林オオワシが庭の木に
「母ちゃん、母ちゃん」と宿主が呼ぶので、居間に下りていくと、オオワシの幼鳥が木のてっぺんにとまっていると言います。カメラがちょうど居間にあったのでそれで撮って、望遠レンズを撮りに行こうとしたら、飛んで行ってしまいました。我が家の庭にオオワシが来るなんて、なかなかすごいなあ。
この2~3日、風がなく深々と雪が降って、気がつくとかなりの雪が積もっています。気温は低いのでフカフカの雪です。のんた君が腹まで雪に浸かりながら、ラッセルしていました。
冬将軍の踏ん張りは今週いっぱいで終わりなんだとか。来週になると、2月も「下旬」と言うことになりますものね。晴れたらスノーシューで遊びに行きたいと思いつつ、ずっと風が強かったり雪が降っていたりで、まったく家から出ていません。来週あたりから、そろそろ天気は安定してくるかな??
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2010年2月15日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
もしも居間で寝たなら
毎朝薪ストーブの横にある窓から、のんた君の小屋がどれぐらい雪に埋もれたか眺めておりましたが、6日夜の猛吹雪で、ついに小屋は全部雪に埋もれてしまいました。その様子は今日、「のんた君の部屋」にUPしました。
今日も薪ストーブの横の窓から裏庭を眺めていると、小さな小さな足跡が雪の上についていました。尻尾を引きずった跡もあるので、ネズミかな?家に沿って歩いたあと、裏の林のほうへ消えていました。
居間に布団を敷いて、カーテンをちょっと開けて、ベランダの灯りをつけて寝ると、夜中、ふと目を覚ましたなら、テンやウサギや、ネズミたちが、窓からこちらをのぞきこんでいるのに気がつくかしらん?と、しばらく童話の挿絵のような世界に浸っていました。(童話では寝ている子はオバサンではなく小さな女の子ですけど)
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2010年2月10日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
動物の足跡
先週は非常に寒くて、と言うか風が強かったので、気温はマイナス10度にもなっていなかったけど、それ以上に寒く感じた週でした。なんといっても、薪の減り方がすごく早く、いつもならゆうに2週間はもつ部屋に積んだ薪も、1週間で底をつきました。大寒は異様な暖かさだったけど、その後はやはりとても寒かったです。
風がやんだ日の朝は、ベランダのそばに動物の足跡をよく見ます。先日はテンを、昨日はキツネが悠々とベランダ前を横切っていくのを見ました。のんた君、ちょっとなめられているのかしらん??
キツネやテン、シマリスにエゾリスはその姿を見るけれど、ウサギは足跡ばかりでその姿は見たことがありません。昼間はじっと潜んでいて、私たちが寝ている頃、ベランダそばにやってくるのかな。今は真っ白で、きれいだろうな。
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2010年1月24日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
野生の世界のドラマが?
昨日、朝ごはんを食べているとき、外の気温はマイナス13度、今日はマイナス3度でしたので、今日は10度も暖かくなった!と思いました。夜のうちにテンがやってきて、ベランダから家の中を覗き込んだようです。足跡がついていました。この前見たテンなのかしらん。
宿主と稚内に行って、帰ってくると、テンの足跡の横に、ネズミの足跡が増えていました。小さな足跡に、尻尾を引きずっている細い線もついています。そして、勝手口の近くに雪が掘れた跡と、赤い血の跡のようなものがついているのを見つけました。
のんた君は別にどこも怪我をしていないし、稚内へ行っている間に、野性の世界のドラマがあったのかな。家の中で留守番をしていたのんた君に、何か事件がなかったか聞いても答えてくれません。騒動があっても気がつかずに、のんきに寝ていたんじゃないかしらん。ウサギの足跡も家の周りについていて、夏よりも野生動物を身近に感じられるのでした。
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2009年12月22日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
テンが庭先にやってきた
朝ごはんのお皿を片付けようと立ち上がったら、今まで見えていなかった窓の外が見えて、そこを小さな動物が歩いているのを見ました。最初は「ネコ?」と思ったけど、ネコじゃない。「テンだ、テン!」と思わず叫んでしまいました。
雪の上についた足跡は、時々見るのだけど、テン自体を間近に見たのは数年ぶりです。特にのんた君が来てからは、見ていませんでした。テンは、勢いよく走って出窓やベランダの前を横切り、自転車小屋の裏に消えていきました。
片づけをした後、なんとなく気になって外を見ていると、またもやテンが私道のところにいるのを見つけました。テンは駐車場や林の中をちょろちょろしました。その後のんた君の活動時間になって、のんた君が外に出た後は、もう姿を現しませんでした。のんた君は、テンが付けた足跡の上をにおいを嗅ぎながら歩き回ったので、テンの足跡はなくなってしまいました。
近所の奥さんたちの話だと、サロベツにはアライグマもいるそうで、物置に保管してあるとうもろこしや、かぼちゃを食い荒らされるときがあるそうです。食べ方に特徴があるので、すぐに分かるんだとか。野生のアライグマも見てみたいな。気性が荒いと聞くけれど。
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2009年12月18日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
毎日来るお客さんはミヤマカケス
最近ミヤマカケスが造成したところに落ちているどんぐりを食べによく来るようになりました。今までも来ていたのかもしれないけれど、葉っぱが落ちた今は、その姿が目立つようになりました。
よし、写真を撮ってやろう!と思って望遠レンズに換え、出窓からパチリ!と撮ろうとしたら、メモリーカードを入れるのを忘れていました。ありゃあ、と思ったときに、ミヤマカケスは飛んでいってしまいました。う~ん。毎日来るんで、そのうち、撮ってやろう。
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白鳥の大群が南の空へ
朝起きたときは雨も降っておらず、風も少々吹いている程度で、道東に比べれば台風の影響は格段に少なかったサロベツでした。
先日の朝、お客さんが窓にへばりついて大騒ぎしているので何事かと思ったら、白鳥の大群がきれいなV字を描いて、宿のまさに上空を南に飛んでいっていました。その日の午後も、庭仕事をしていたら、やはり白鳥の大群が、頭上を飛んでいきました。
白鳥もグアグアとやかましく鳴きながら飛んでいきます。なので、今日も家の中でゴロゴロしていたら、鳴き声がしてきたので、急いで一眼レフを取りに行ったら、広角がついていたので、望遠に付け替えていると…、もう遠くへ飛んでいってしまいました。
雲から薄く照らされる日差しを浴びて温まろうと、居間の出窓にへばりついて、うだうだしていると、造成したところに野鳥がチョコチョコ歩いているので図鑑を見たら、キセキレイのようでした。今日はなんだか野鳥に縁のある日だったな。
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2009年10月9日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
アカエリカイツブリ
久々快晴の朝でした。ず~っとガスがかかったような、どんよりしている曇り空だったので、このすがすがしい爽やかな朝はとても嬉しかったですよ。ベランダでくつろぐお客さんに混じって、のんた君も、のんびりまったりしている様子がおかしかったです。
もちろん今日はカメラを持って出かけました。片づけが終わってからなので出発したのは11時過ぎ、もう太陽の光は真上からで、写真を撮るには良くないんでしょうけど、仕方ありません。
海岸で1時間ばかりいて、それから幌延ビジターセンターに行きました。木の枝に鳥がいたので、望遠ズームに取り替えているうちに、鳥はどこかへ…。自分でもおかしくなりながら、望遠ズームをつけたまま、ぶらぶら歩いていると、沼で水鳥が一羽、バチャバチャやっています。
図鑑でも見ていたので、これがみんなが見たがっているアカエリカイツブリだなあ!と思いました。アカエリカイツブリは、水にもぐって餌をとったり、羽ばたいたり、のんきに泳いでいました。
もっと見るのが大変な鳥というイメージを勝手に持っていたけど…。きっと今までも幌延ビジターセンターに来ていたとき見てたんだろうけど、自分が見ていて気に留めていなかっただけなんだろうなあ。
15枚ぐらい写して、何とか撮れているのは3枚ほどです。たしか連写も出来るはずだけど、設定の仕方をまだぜんぜん分かっていない私でした…。
「花と風景」更新しました。
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アカエリカイツブリ、幌延ビジターセンター2009年7月12日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
クマゲラの食痕
なんだか最近当日予約がまったく入らないし、お客さんも少ないな~、なんてため息モードになりつつありますが、お客さんが少なくて9時までに片づけが終わってしまう今こそ(!!)原始砂丘林へ行こうと、おにぎりを持って出かけました。
先日お客さんと原始砂丘林へ行ったときは、時間の制約があったけど、今日は昼過ぎに帰ってきてもいいので、気が楽でした。防虫スプレーも持って、虫に対しては厳戒体勢で臨みましたが、意外と前回より少なく、今の時期でもけっこう原始砂丘林に入れるのだなあと思いました。
今日は私が一番好きな周回コースを行きました。前回お客さんに見せてあげたいと思ったクマゲラの食痕も、無事見つけました。前回あと10分ばかり歩けば、見られたのですけどね~。
そのクマゲラの食痕、同じ木の下の部分に、また開けられた痕が増えていました。新しいので、おそらく今年の春に開けられたものじゃないかなあ。木の根元には、木屑がいっぱい落ちていました。同じ木を、つつきに来るんですね。
歩いていると、ドラミングの音が聞こえてきました。低音で、いつも庭で聞くドラミングの音より、かなり大きな音です。いつもは気にしないのんた君でさえ、立ち止まってドラミングが聞こえてくる方向を見ていました。
もしかしてクマゲラのドラミングだったのかな??林の中を一生懸命見てみましたが、どこにいるのだか、さっぱり分かりませんでした。
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クマゲラ、原始砂丘林シマアオジを見に行く
昨日は鳴き声を聞いたので、今日はシマアオジの姿を見ようと、早朝5時にサロベツ原生花園まで行ってきました。全国から泊りがけで見にやってくると言うのに、私は家から5分で見に行けるのですから、考えてみれば、こんな恵まれた環境はないですよね。
うちに連泊しているお客さんが二人木道にいたきりで、他には誰もいませんでした。初めて見に来たので、すぐに分かるかなあと思ったけれど、木道を歩き出してすぐ、鳴き声が聞こえてきて、声の方向を見ると、案内板の上にいました。
その後シマアオジは湿原の茂みのところに移動し、もう一羽のオスと縄張り争いをしていました。遠くのほうでも、シマアオジの鳴き声がしました。何羽いるのか、詳しいことは分からないけれど、私がいた30分ばかりは、ずっと姿が見えていたし、鳴き声もいっぱい聞けました。
オオジシギもシュパパパパとディスプレイを盛んにやっていました。でもオオジシギは、旧館の時に洗濯物を干しながらでもよく見ていたので、私の気持ちの中では、スズメと同じ程度なんだな…。
すぐ近くに見ていたときは、見るのに一生懸命で、遠くに移ってから、「あっ、写真を撮らないと…」と思いました。で、写した写真がこれで…、ブログに証拠写真として載せる程度で終わりですね。こうなると、一眼レフのデジカメが欲しいなあと思うところでありますが、宝くじに当たらない限り、買ってもらえないな。
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サロベツ原生花園、シマアオジ2009年6月6日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
シマアオジの鳴き声を聞く
お客さんがシマアオジの写真を撮って帰ってきたので、ああ今年も確実に、シマアオジがやってきたのだなあと一安心です。片づけが終わって9時過ぎに、花の写真を撮りにサロベツ原生花園へ行きました。
普段ならデジカメだけを持って行きますが、双眼鏡も念のため持って行きました。でも、オオジシギがバタバタやっているぐらいで、他の鳥もあんまり見かけませんでした。
花の写真を撮りつつ、耳もすまして野鳥の鳴き声を一生懸命聞きましたが、いろんな鳥が賑やかにさえずっていて、何がなんだかさっぱり分かりません。
花の写真もいっぱい撮って、帰ろうかなと思ったとき、かすかに聞こえてきたのは、CDなどで聞いたシマアオジの鳴き声でした。「ああこれだこれだ、絶対これ!」と思いました。
お客さんによると、2羽が縄張り争いをしているところを見たんだとか。私も明日は頑張って早起きして、見に行ってみようかな。
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サロベツ原生花園、シマアオジ2009年6月5日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
留守番の日は野鳥を見て楽しむ
明日出かけたい用事があったので、今日は私がお留守番で宿主が外出。歩いて宿に着くお客さんがいたし、この時期になると問い合わせの電話もあるし、もう夫婦二人で出かけることはめったにありません。
暇なときは何気にテレビをつけてみることはあるけれど、最近はテレビなんぞ見ているより、双眼鏡で庭を眺めているほうが面白いです。
アカハラは毎朝やってきて、地面をつついています。カワラヒワがタンポポの綿毛を食べているのを見ると、「除草剤がかかっているので食べたらあかんで…」と胸が痛みます。ムクドリは、すぐ目の前まで寄ってきて、捕っている虫まで見えます。
枝が揺れているので見ると、ずんぐりした鳥がいました。この間教えてもらったシメかなあと思って、図鑑を見ると、イカルのようでした。道北には少ないと言うけれど、くちばしが黄色で印象的でした。飛んだあとで図鑑を調べると言うのは、短期記憶能力を試されているようですね。
昨日は野鳥を見に来たお客さんがいて、オオジシギのディスプレイを見たとか、ツツドリの鳴き声を聞いたとか、楽しそうに話していました。わざわざ本州から、飛行機に乗って見に来るのですから、家の庭で、ツツドリもオオジシギも見れるのは、いい環境なんだろうなあ。
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2009年5月28日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
シマアオジが来たかな?
宿主が原生花園の前を車で運転していると、腹が黄色い鳥が前を横切って、それがシマアオジだったような気がするといっていました。知り合いの牧場主の人も、シマアオジを見た、と言っていました。
運転しながらの情報なので、確定は出来ないけれど、もうシマアオジがきても変ではない季節ですし、今年も無事、サロベツにやってきてくれたのなら、うれしいなあ、と思います。
野鳥好きなお客さんに影響されて、私も宿の庭に来る鳥を気にして見るようになりました。昨日は、お腹がダイダイ色の鳥がいて、宿主に聞くと、「アカハラ」と言う答えが返ってきました。こうして少しずつ、鳥の名前も覚えていきたいなあ、と思います。
今日の夜は中学校運動会の応援旗作りに行って、帰ってきてビールを飲んで、宿主と盛り上がる話題もあり、私にしては珍しく、遅いブログの更新です…。
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シマアオジ2009年5月20日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
窓にぶつかったのかな
出窓においてある苗を庭に出そうとしたら、出窓の下にゴジュウカラがじっとしているのに気がつきました。まばたきしているので、死んではいないようです。窓にぶつかって、脳震盪を起こしているのかもしれません。
のんた君はわりと近くにいて、くつろいでおりましたが、ゴジュウカラにはまだ気がついていませんでした。気がついてくわえでもしたら大変なので、のんた君を風除室に閉じ込めて、宿主に「ゴジュウカラが落ちてる」と言うと、宿主が飛んできました。
宿主は中学生の頃ハトを飼っていたそうで、すぐさまゴジュウカラを手に乗せて、ちょっと嬉しそうにしていました。私はつつかれそうで、手は出せなかったな~。
のんた君やカラスにつつかれないように、木の幹に乗せました。しばらくして見に行くと、いませんでした。地面に落ちてもいなかったので、元気になって飛んで行ったのならいいけどな。
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2009年5月10日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
ゴジュウカラとクマゲラとタンチョウ
二日前は咲いていなかった水仙がどんどん咲き出して、花壇は春の色であふれています。花を見ていたら、すぐそばの林の中からゴジュウカラが盛んに鳴いているのが聞こえて、見ると、木のウロから顔をのぞかせていました。
持っていたデジカメで撮ってみたら…、後ろの木にピントがあっていて、ボケボケ!こんな写真をブログに載せることはないんだけど、最近はゴジュウカラがやたらと人懐っこく可愛いくて気になるので、記念に載せてみました。
昨日は最後のアイヌネギ採りに宿主が出かけました。そこでクマゲラが繁殖のときに鳴く「キョーン」と言う声を聞いたそうです。旧館の時は宿の前の林にクマゲラが来ていたそうです。こちらに移ってきてからは、クマゲラをまったく見なかったので、声だけでも聞けて、うれしかったんだとか。
そして最近、宿主はタンチョウがいるのを見て、お客さんもタンチョウが飛んでいるのを見ました。今年もサロベツに、タンチョウがやってきたのですね。私も見てみたいけど、最近家の敷地から、まったく出てないな~。
今日、のんた君の部屋をUPしました。このブログのように、lightboxで写真を大きく出来るようにしてみました。のんた君は顔が真っ黒なので(暗闇の中では、歯だけが白く光るのだけど)、写真が大きければ、少しは顔の表情が分かるかしらん…。
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2009年5月8日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
ゴジュウカラがウロチョロ
今日は買出しに行ったので、アイヌネギを採ったりギョーザを作ったりするのはお休みでした。カレンダー通りに学校がある娘に対して、息子のほうは、昨日から8連休ですので、宿主にくっついて稚内に行きました。
私は電話番のためお留守番です。といっても留守番している間は、予約に関係のない電話が2本あったきりで、手持ち無沙汰でした。道内は今日、非常に暑かったようですが、サロベツは日中で12~3度程度、風が強い一日でありました。
花壇を見回っていると、フィフィフィフィと鳴き声がします。最近よく聞くこの鳴き声、ゴジュウカラのような気がします。毎年コムクドリが子育てする木のムロに、出たり入ったりしております。
デジカメで写真を撮ってみましたが、なんだかいまいちです。野鳥の写真をとる人が、すご~く大きなレンズをつけているのを見るけれど、一眼レフのデジカメや、望遠のレンズを欲しいような、欲しくないような。いや~、このゴールデンウィークの営業もさっぱりの身では、一眼レフのデジカメが欲しいなんて、宿主に言えないな~。
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2009年4月30日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
サロベツは今が啓蟄かな。
三日前に「春水が引き始めたなあ」と思ったら、今日はもうほとんどが見えなくなってしまいました。つかの間の風景でした。春水が引くとサロベツも、生き物たちが本格的に活動を開始するような気がします。
今日はとても良い天気で、花壇を見回っていると、ぺちゃんこ気味だったパンジーも、新芽が出てふっくらしてきていました。ネズミがかじったらしい株も見つけてしまいました。次々とやられる風でもなく、今年はこのまま収まってくれれば良いがと祈るばかりです。
びっくりしたのは蟻の大群です。ネズミより先に蟻にやられてしまいそうで、あわてて蟻殺しをまきました。せっかく長い冬を越したのに、無事にいっぱいの花を咲かせてくれればいいのだけどな。
鳥の鳴き声に林を見てみると、ゴジュウカラがいました。これは私もゴジュウカラと断言できます。幹を下に走り下っていましたから!キツツキがあけた穴の中に入っていきました。ここで営巣をするのかしらん??
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2009年4月19日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
水鳥の溜まり場は庄内
昨日、いきなり停電になってサロベツ通信の書きかけがパーになり、なかなか停電も回復もしないので、ぼんやり出窓の花苗の芽を見ておりましたら、宿主が帰ってきて、「庄内に白鳥がいっぱい来ている」と言いました。
そのときはもう午後3時を過ぎていて、利尻と白鳥を撮るには逆光になっちゃうなあ、と思ったけど、することも無いのでデジカメをもって出かけました。
豊徳の春水に来ている水鳥の数なんて、比べ物にならないほど、庄内の春水には、わんさかと水鳥が来ていました。白鳥はクッチャロ湖や大沼で餌付けをしているので、そこに多くが集まるけど、やっぱり白鳥にも混んだところは嫌だと思う変わりもんが、庄内にやってくるのでしょうか。
明日の朝、順光のときにまた利尻と鳥の写真を撮りに来ようと思ったけど、一日たった今日はもう曇天で利尻は見えませんでした。そうこうしているうちに春水は引いていき、鳥もいなくなっちゃうのだろうなあ。
そんなことで、もう利尻と一緒に春水と水鳥の写真は撮れないかもしれないし、逆光は逆光のよさがあると思って、昨日撮った写真を、「サロベツの花と風景」にUPしました。
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キビタキかな~?!
花壇の横にケンスコを突き刺したままにしているのですが、今朝、ケンスコの先にお腹がオレンジ色のきれいな鳥がとまっているのを見つけました。きれいな鮮やかなオレンジ色で、背中は黒く、白い線が所々入っています。
鳥が飛び立ったあと、さっそく野鳥の本で調べてみると、キビタキのような気がします。目の上もオレンジだったっけ?白だったっけ?と、さっき見たところなのに自分の記憶はあいまいで、少々情けない。宿の前の林に、キビタキが営巣しているって、去年お客さんが言っていたので、きっとキビタキだろう(^_^;)
春水がついて水鳥がいっぱい来ているので、宿主がのんた君を連れて、散歩がてら見に行きました。昨日息子が行った農道を行くと、のんた君が落ちたと思われる穴が、雪の上にあったそうです。宿主も散歩から帰ってくるとさっそく野鳥の本を広げていましたが、「水鳥はさっぱり分からん・・・」と言っておりました。
そういえば、今日、野鳥について質問の電話がありましたが、このブログを読んでいる皆さんはご存知の通り、私は勉強中であり、教えてもらうことはあっても、人に教えるまでの知識はまだついておりません。ガァガァけたたましく大きな白い鳥の群れが飛んでいると、あれは「白鳥だ」と分かるんですがね。ぼちぼち、楽しみながら覚えていきたいと思います。
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2009年4月13日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
抜海のゴマフアザラシ
今日も朝から利尻が見えて、暗くなってから到着したお客さんは、居間から一望できるサロベツの景色と、白く輝く利尻を見れて、大喜びしていました。
でも天気は明らかに下り坂。明日は“冬の嵐”になると言うことだったので、今日のうちに稚内に行き、髪を切ったり(もうじき卒業式などあるので、どうしても白髪染めをしたかったのよん!)買い物したり、図書館で本を借りたりしました。行く途中、利尻とエゾシカが写せれば、と思ってデジカメを持っていったのだけど、シカがいなかったので、思いつきで抜海のゴマフアザラシを見に行きました。
昔はこんな遠くじゃなくて、すぐ目の前に、肉眼でもはっきり大きく分かるぐらいのところにゴマちゃんはいました。今は遠くの場所になっちゃったけど、数はかなり増えているかも。なんとなく、セリ市場に出された冷凍マグロのような感じだなあと、思ってしまいました。
それにしても・・・、抜海の漁業関係者は、被害が大きいだろうなあ。これだけのゴマフアザラシが、毎日サカナやタコを食べて暮らしているんだからなあ・・・。
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ゴマフアザラシ2009年3月6日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
野鳥を見て気分転換
昨日庭で写真を撮っていたら、そばの林で野鳥の鳴き声が盛んにしました。でも肉眼ではさっぱり分からないので、望遠で林の写真を撮っておきました。パソコンでその画像を大きくしてみると、枝の陰にいるいる!さっそく野鳥の図鑑で調べてみました。ゴジュウカラかな~?と思うのですが、どうでしょう。
今日も気分転換に窓から林を眺めていると、ちょろちょろ飛び回っている鳥がいて、シジュウカラかな~?と思うのがいました。みんな、「かな~?」なんてつけるのは、超初心者で自信が無いからです(^^ゞ 全国から鳥を見に人が集まってくるのにね。まぁ、身近にいる鳥から区別できるように、精進しよう♪
ところで、何から気分転換していたかというと、風邪を引いてそのままになっていた、「複数のRSSをまとめて時系列順にあらわす」というやつに、挑戦していたのです。でも「500 internal server error」となって、挫折しかけです。思いつく原因をいろいろ変えてもダメだし・・・・。相変わらず今日は鳥を見た以外はパソコンを見ていたかも。
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ウサギの足跡が家の周りに
今年に入ってからはじめての快晴の朝です。原野には朝霧が出ていて、一面真っ白になっていました。雪の白さじゃなくて、ふわふわの雲の白。やがて霧が消えてまだ雪をかぶっていない原野が見えてきました。
家の周りにウサギの足跡が付いていました。方向転換した足跡とかも付いています。写真を撮っていたらのんた君がやってきて、ウサギの足跡をぐっちゃぐちゃにしてしまいました!あ~あ!
雲の隙間からも、ちらりと利尻が見えました。今日は8年ぶりにヘルパーOBのT氏が来てくれたので、サロベツも歓迎してくれたのかな。
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ウサギ2009年1月8日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |