最高気温は12度ほど
思い出してみれば、22日の朝に湿原センターへ写真を撮りに行ったときは、半袖のTシャツで十分で、今年はこの時期でこんな恰好なんて、本当に残暑が続くなあ、なんて思ってました。それが昨日から気温が急降下、雨が降り出した今日なんて昼間の最高気温は12度ぐらいでした。
朝のうちはまだ7分袖のTシャツを着ていましたが、やっぱり寒いわと思ってトレーナーを着ました。お客さんに至ってはフリースを着ています。野火が起きた22日の積乱雲と雷、夏の大気と秋の大気がサロベツ上空でぶつかり合っていたんですね。今は秋というより、一気に晩秋の大気が包んでいるようです。
昨日のうちに、宿主は煙突掃除をしていました。室温は20度をわずかにきるぐらいですが、18度よりも下がってきたら、火の気が欲しくなりますもんね。薪ストーブの季節が、いよいよ始まりそうです。
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居間は夏バージョン
朝の天気予報を見ていたら、なんと今日の最高気温は9度になっているではありませんか。6月も半ばでそれはないよ、と思っておりましたら、昼前には晴れてきて、気温も2ケタになりました。しかし風がとっても冷たかったです。
髪を切りに行って家に帰ってきたら、居間はすっかり夏バージョンになっていました。小さな屑薪を置いて寒いときはちょろちょろ燃していました。もうそういうのはきれいさっぱり片づけていました。海岸では、エゾカンゾウやスカシユリが、0.5部咲きぐらいに咲いてきていますから、もう寒さともおさらばしたいです。
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2012年6月11日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
今日も肌寒い
相変わらずどんよりとして今にも雨が降りそうな一日でした。薪ストーブを焚かなくても過ごそうと思えば過ごせるんだけど、肌寒いので、少し焚きました。今焚くのは薪というより、木のゴミみたいなもんです。ゴミを片付けながら暖まれるんだから、ありがたいことです。
広島から来たバイクのお客さんが、寒くてびっくりしていました。広島は暑いぐらいなんだろうなあ。定年退職して、夢だった北海道ツーリングに来たそうです。今はライダーさんといっても若い人はほとんどいなくて、定年退職した人がほとんどです。
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2012年5月16日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
夢は薪ストーブ用エコファン
薪ストーブのカタログをもらって見ていたら、ストーブの上に置くと、ストーブからの熱で自然とファンが回る「エコファン」がいいなあ!という話になりました。薪ストーブの熱は天井の方にたまって、足元がスースー寒く感じるので、ファンを回せば暖かい空気がかき回すことができて、足元スースー感がかなり解消される気がします。それに薪ストーブに置く用のエコファンは、見た目もかっこいいです。ああしかし、値段を見て断念。2万円以上もするんですもの。結局ホームセンターに行って、電気で動く安いファンを買ってきました。
ブログに載せる写真ようにファンを置きましたけど、普段は天井に向けて風を送ります。やってみると、薪ストーブの前はそんなに変わらないんですが、テーブルが置いてあるコーナーが暖かく感じます。しかし昨日も今日も、気温が3月並みの暖かさということで、プラス2度ほどあります。この先また寒気がやってきたときに、効果が表れるんでしょうか。いつかは高価な薪ストーブ用エコファンを置くことを夢見て、しばらくはこのファンを使ってみます。
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薪ストーブアクセサリー薪入れの前にする除雪が大変
朝はマイナス15度まで冷え込んでいましたが、風がなかったのでそんなに寒さは感じませんでした。しんしんと雪も降り積もってベランダは大変なことになっています。屋根から落ちる雪も2メートル以上の山になっています。昼前から風が出てきて、のっぺりしていた雪山に模様ができました。
薪がなくなったので、昼から息子とコンビで宿主は薪入れをしました。まず雪を掘って、薪を運び入れやすくするところから始めるので大変です。ベランダの除雪は、昨年は、お客さんが除雪を手伝ってくれた一回だけだったのに、今シーズンはこれからもやらなければならない予感がします…。
薪積みが終わって暖かい部屋に帰ってくると、もう物置小屋に行く気がなくなって、宿主は居間でゆっくりしていました。そりゃあもう気持ちは分かりますね。
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薪積み2012年1月28日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
冬のお楽しみは焼き芋
週末は石狩や旭川の方で大雪で、30センチ以上の雪が積もったところもあるようですが、サロベツは風もなく雪もたいしたことがなくて、昨日の庭の様子は左側の写真です。芝生がちょこっと見えている感じです。今日の方が雪が降って、右側の写真です。明日明後日の方が道北では天気が悪いらしく、最近補習を受けている娘を迎えに夜、町に行かなくてはならないので、天気があまり悪くなければいいなあと思います。
風もなく気温も0度ぐらいなら、薪ストーブをガンガンに焚かなくていいので、薪ストーブの熾火で焼き芋をつくりました。今の時期、知り合いからいつもサツマイモをたくさんいただきます。シチューだとか肉と炒めたりだとか、料理にも使うのですけど、結局薪ストーブで作る焼き芋が一番おいしい!と思います。最近急激に食べる量が増えてきた息子も、おやつにペロリです。冬は大変ですが、こんな薪ストーブのお楽しみもあります。
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薪ストーブで焼き芋2011年12月6日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
雪が降る前に薪の整理
日中の気温は12~3度だったと思いますが、よく晴れた日でした。今は増築小屋よりも雪が降るまでにしておかなければいけないこととして、宿主は薪の整理をしています。雪の下になってしまったら、もうできないですもんね。もらってそこら辺に置いてあったのを、チェーンソーできれいに切って並べていました。夕方には居間の中に薪を積み上げて、すっかり冬の体制が整いました。
私は午後から出かける用事があったので、午前中に花壇の整理をしました。いつもならとっくに片づけていたマリーゴールドも抜きました。今まで長い間楽しませてくれて、ありがとさんね。緑の芝生に黄色い花がなくなったら、さびしく感じます。元気に咲いているノースポールはそのままにしておきました。雪が降り出しても、しばらくはまだ咲いているかなあ。
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薪2011年11月10日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
薪ストーブを使う準備
この間寒くなったときは、我慢できなくなって、きちんと薪ストーブを焚く準備をしないままに火を焚いてしまいました。その後気温はまた暖かくなって、昨日今日は、長そで一枚で庭をうろついていても全然平気です。でもこんな時に、次の寒波に備えて準備をしなくてはなりません。
煤を吸い込みたくないので手拭いで鼻や口を覆い、ストーブや煙筒の煤掃除をします。曲りのところとかにけっこう煤がたまります。ガラスを磨いて外側に油を塗って準備完了です。これでまた、いつ寒波が来てもいいぞ!
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煙突掃除、薪ストーブメンテナンス薪ストーブに火を入れる
普段なら薪ストーブを磨いて使う準備などして、夜になって気温が下がったら、シーズン初めて火を入れたりするのですが、今回はもういきなりの寒気ですから、宿主まったく準備をしていません。(いや、天気予報ではちゃんと気温が下がると予告しておりましたがね)
明日まで寒気が居座るとのこと、宿主は雨が小降りになった合間に、薪を段ボール箱に入れて運んできて、火を入れました。寒いと言っても外はプラスの8度はあるので、すぐに部屋の中は暖まります。朝は13度しかなかった部屋の中が、夕方には27度にまで上がって、廊下も開け放して焚きました。やっぱり薪ストーブの威力はすごい。
こんな悪天の中でも、昨夜星の写真を撮りに来たお客さんは、一瞬晴れ間が広がったときに、きれいな星空の写真を撮っていました。奇跡の一枚!良かったですね。
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薪ストーブをチョロっと焚く
朝ご飯前に散策に行った人が「寒い~!」と言っていたので、宿主はご飯前に薪ストーブを焚きました。本州の方では、30度近くにも気温がなっているそうですが、なんという違いなんでしょうね。薪を整理して出てくる皮とか屑とかを燃やして、あっという間に部屋の中は25度になりました。寒いと言っても真冬のような寒さではないので、薪のごみ(!)ですぐに部屋は暖まります。
指をけがしてまだビニールハウスが建っていないのですけど、近所の人の話では、寒くてハウスの野菜もあんまり育っていないのだとか。こういう年は、あとから野菜を植えても同じ成長になってしまうので、宿主の治り具合に合わせてゆっくり建てます。まだ野菜の苗も売っているようですし。
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2011年6月5日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
5歳で薪積みの手伝いをしていたのか
昨年からブログ以外の更新はお休みして、HPのメンテナンスをやっています。終わったところからUPしようかなと思ったのですが、いろいろややこしくなりそうなので、やはり全部終わってから一気にUPしようと思っています。で、宿の紹介部分、観光地スポット、あしたの城物語は終わり、今日は薪ストーブのページを見直していました。
かなり昔の部分は非常に懐かしく、UPした年を考えてみると、10年前です。ちょろちょろ登場する子供たちが何とも幼いです。薪を整理するのを手伝っている息子の写真もあって、その時息子は5歳、なんと保育園児ではないですか。たま~に、いいように言いくるめられて、薪を運ぶまねごとをしていたのだなあ。
今は立派な戦力になって、部屋の中に薪を積むときは、息子がいるときと宿主は決めています。私の背丈も追い越してしまったし、10年って、過ぎてしまえばあっという間なんだなあと、幼い子供たちの写真を見ながら思いました。
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薪積み2011年1月20日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
間隙をぬって除雪と薪積み
今日は、吹雪いてやんで、日が少し出て、また吹雪くという繰り返しでした。吹雪がやんだ間隙をついて、ベランダの除雪と薪積みをしました。お客さんがベランダの除雪をかってでてくれたので、お願いしました。
薪積みは息子と宿主の黄金コンビです。薪を積んでいる間に、除雪も進んでいるので作業が早いこと!横でちょろちょろするのんた君。彼もきっと何かお手伝いをしているつもりなのでしょうか…?
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薪積み2011年1月17日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
薪ストーブの威力発揮
今日からしばらくお客さんが続くので、館内を暖めようと廊下を開けて薪ストーブを焚きました。家族だけなら家族がいるスペースだけを暖めればよいので、お客さんのスペースの廊下なんかは0度近くまで下がります。でもお客さんが来るときは、さすがにそれじゃあ気の毒なので、廊下は10度ぐらいまであげます。(客室は、ちゃんと灯油ストーブが入るので、20度以上になるので安心してください♪)
灯油代が上がって、北海道の旅館とかが暖房代、ボイラー代の経費が上がって大変とテレビでやっていました。うちももし、館内の暖房をすべて灯油で暖めていたら、経費が掛かって、もう冬は営業をやらないほうがマシ、ということになるかもしれません。
朝から薪ストーブをめいっぱい焚いて、このストーブの威力を最大限発揮しました。しばらく寒気が居座ると言っていますが、いつまで居座るんでしょうね。薪ストーブは宿主の趣味という範囲を超えて、今や生活になくてはならない必需品となっています。
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薪の消費量も多いです
見晴らしの良い大自然の中の一軒宿という環境は、旅人には喜ばれますが、それだけ風当たりも強く、大風が吹けば気温以上に寒く凍りやすくなります。特にこの2~3日、寒気団は来ているわ、強風吹き荒れるわで、水道管の凍結にも気をつけなくてはなりません。北西の風がもろに吹き付ける一階のトイレや洗面所は、特に注意が必要です。
昨夜は寝る前に、廊下の扉を全部あけて、薪ストーブの暖気が洗面所のほうへも行くようにしました。居間の温度は急降下ですが、おかげで水道管が凍結しないで済みました。ここ数日、薪ストーブはMAXに焚かれているので、薪の消費量も多いです。今朝は部屋に積み上げていた薪、きれいさっぱり使い切りました。
昼までに宿主は、部屋の中に薪を運び入れました。これだけの量でも、寒ければ10日ばかりで使い切るでしょう。風さえ吹かなければ、気温が低くてもたいして寒くはないのですが。こういう時ばかりは見晴らしが悪くても、周りが建物や木々に取り囲まれていて、風を防いでくれるところがいいですねえ。
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薪2011年1月8日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
耐火ガラスを締めなおす
気が付くと、薪ストーブ左側の耐火ガラスがずれています。裏側で止めているねじが緩んだようで、締めなおすことにしました。薪は継ぎ足さず、全部燃え尽きるのを待って、ねじを締めました。薪ストーブは日々の生活に欠かせない必需品ですから、メンテナンスも大切です。
今日は台湾からのお客さんが来られました。仕事で東京にいて、日本語で普通に会話ができるので、いろんな話ができました。台湾は寒くても10度ぐらいだそうですし、こんなに広々とした風景はないので、今日のマイナス5度で雪が舞う中でのサロベツの丘散歩は、いい体験だったのか、大変な体験だったのか…?帰ってきて、薪ストーブの暖かさが、身に染みたことでしょう。
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お客さん、耐火ガラス2010年12月25日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
やかんの中の世界
薪ストーブアクセサリーと格好よく名前がついて、火バサミだのグローブだのいろいろ売られていますが、我が家の必須アイテムはやかんであります。どんなに赤い炎が出ていい感じで燃えていても、やかんが上に乗っかっていなければ、薪ストーブも間が抜けたような感じです。
愛用していた大きなやかんがダメになったので、宿主が新しいやかんを買ってきました。今まではアルミでしたが、気分を変えてステンレス製を買ってきました。新品はピカピカしているね~と眺めていたら、ステンレスに部屋の中が映っています。
まるで魚眼レンズで部屋の中を映したみたいです。立ち上がって見たり、寝っころがって見たりすると、角度が変わって映り方も微妙に変わってきます。アルミでは映らなかったので、なんだか新鮮で面白いです。
外はビュービュー雪が吹き荒れていても、部屋の中でのんびりと、薪ストーブの炎とやかんの中の世界をのぞいて楽しんでおりました。
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薪ストーブアクセサリー2010年12月13日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
薪ストーブの話題で盛り上がる
今日は久々お客さんが来られました。今の時期に珍しいなあ~と思っていると、趣味で薪ストーブを焚いているのだそうです。だから宿泊先にここを選んでくれたみたいです。ということで、一緒に牛乳鍋を食べながら、薪ストーブの話題で盛り上がりました。実はこの前に泊まりに来てくれたお客さんも、薪ストーブを使っているということで、今の時期は薪ストーブが実際に使われているところ見たさに、お客さんが来てくれるのかもしれません。
昼間は、ちょっと知り合いが集まってお茶会をしたのですけど、ここで生まれ育った人が薪ストーブを見て、子供のころ、忙しい親に代わって薪を作るのは子供の仕事だったから、その肉体労働が嫌で嫌で…、と言っていました。薪ストーブの暖かさは知っているけれど、子供のころの手伝いがトラウマになって、もうやりたくないという人も、けっこう多いのです。
薪ストーブというのは、憧れと趣味がないと、やれないかもしれませんねえ。あとは薪がちゃんと継続的に手に入ることができるか、ということかもしれません。宿主は、今日のお客さんに、明日俺の集めた薪を見せるから!と、薪ストーブを使っている者どうし相通じる話題で、語りまくっていました。
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薪2010年12月5日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
チェーンソーがついに
毎日薪の整理に余念がない宿主です。灯油代を稼いでいるようなものなのですから、趣味というより仕事の一部となっています。その仕事道具であるチェーンソーの調子が悪くなってしまいました。
少々のトラブルは自分で直してしまう宿主ですが、今回はどうもうまくいかないらしく、町の修理屋さんに持って行っていくと、古すぎて部品がもうないのだそうです。20年以上も前のチェーンソーですからね。
予備のチェーンソーも持っているので、すぐに困るということはないけれど、愛着のあるものですから、また何とか復活すればいいですけど。
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2010年11月22日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
ベランダに積まれた廃材
サロベツ通信も書き上げ、印刷までしてしまったのだけど、火曜日に注文した簡易書簡がいつ郵便局に届くのか…。髪もいい加減にどうにかしないと3色模様になってきたので、今日は朝から稚内の美容院に行くことにしました。
稚内の大沼で野鳥のふんから鳥インフルエンザが見つかったということですが、その後野鳥が大量に死んでいるということもないし、普通に生活していれば大丈夫ということで、街の中は至って平穏です。買い物をして、喫茶お天気屋によってダラダラと過ごし、4時過ぎに家に帰りました。
居間に入るとびっくり、まさにこの写真の通りです。ベランダには廃材がいっぱい積まれていました。薪というより、ゴミですね。少し湿っているので、このままベランダに置いて乾かすと言っていました。雪が降ったといっても、まだまだ日中はプラスの気温、くず薪で部屋の中は「暑い!」というぐらい暖かくなります。灯油だと絶対辛抱しているでしょうが、薪ストーブのおかげで、部屋の暖かさだけはとっても贅沢をしています。
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宿主の最近の日課は薪割り
朝ご飯を食べているとき、外の気温は1度で、芝生には霜がびっしりと降りていました。天気は、利尻の周りだけ雲がかかっていて、あとは快晴。奄美地方の人には申し訳ないぐらい、暖かで穏やかな一日となりました。
最近の宿主の日課は、薪割りです。と言っても、柴と言っていいぐらいの枝を、宿主お手製の道具で、薪ストーブで焚けるぐらいの長さに切っているのです。この細さだと真冬では、あっという間に燃えてあまり役には立ちませんが、今ぐらいの時期、まだ外気温がプラスぐらいの時に、ちょろちょろと燃やすのにちょうどいいのでした。
今日のお客さんは、自転車で旅行中の学生さんです。本物の薪ストーブを初めて見たと大変喜んで、薪ストーブの前に陣取って、ず~っと炎を眺めて、「飽きないものですね」と言っておられました。宿主は30年も眺め続けて飽きないのですからね…。
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そんな季節がやってきた…
雨は降らなかったものの、冷たい風が吹き荒れました。愛媛から来たというお客さんは、地元の真冬並みの気温だと言っていました。小さなお子さんに、セーターを着せているのも、うなずけます。
段ボール箱ではなく本格的な薪置き場をつくり、少し薪を置いて、朝からとろとろと薪ストーブを焚き続けました。薪はちょっと腐った木とか、ゴミのようなくず薪とか、そんなものばかりです。火力的には弱いですけど、今の時期はそれで充分です。
たまに雲間から見える利尻は、白くなっていました。風の音を聞きながら、やかんのシュウシュウという音を聞きながら、コーヒーを飲みながら、薪ストーブの前でダラダラする、そんな季節がやってきました。
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薪ストーブを焚く
昼から冷たい雨が降ってきて、なんとなく肌寒く感じられました。今日はお客さんの予約が入っていたので、夕方から薪ストーブを焚きました。整備のために焚いたことはありましたが、本格的に焚くのは今日が初めてです。
もっと寒くなると、部屋の中にいっぱい薪を積み上げますが、まだ段ボール箱の中にちょろちょろっと薪を入れて、置いておくだけです。猛暑だったり、秋も暖かかったりしましたが、でもちゃんと雪が降る季節がやってきそうです。
毎年のように泊まりに来てくれていたお客さんが、この13日にサンパウロに赴任したとメールをくれました。地球の裏側にいるのに、メールだとあっという間に便りが届くし、海外だからと言って値段が高くなるわけでもないし、本当に便利な世の中になったなあと、思いました。サンパウロはこれからサマータイムになるのだとか。くれぐれも誘拐されないように!元気で過ごしてくださいね。
金曜日に出かけた原始砂丘林の様子を「花と風景」にUPしました。
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宿主は木を切りに
関東のほうでは寒くて雪が降ったらしいですね。気温的にはきっとサロベツと変わらないでしょうが、同じ気温でもサロベツは雪がほとんど溶けて、春水も徐々に引いてきて、春だな~という感じですよ。
宿主は、頼まれて木を切りにいきました。酪農家の家の人で、家の周りの木が育ちすぎて家の中が暗く感じるので、木を少し切って欲しいとのことでした。周りの木というのも林みたいな感じで、広大な土地があるサロベツでは、都会とは「周りの木」と言う感覚が、違うかもしれません。薪ストーブを炊いている我が家としては、薪が手に入るので大喜びです。お礼にと言ってビールまでくれて、なんだか申し訳ない。
息子のクラスの先生も、趣味で薪ストーブを焚いているそうですが、薪が手に入らなくて、苦労していると言っていました。宿主は、ちょうど宿業が忙しくないときに薪を作れるからいいけれど、先生をしながら薪を作るのは大変だろうなあ、と言っていました。うちはもう、趣味と言うより、薪ストーブにすることによって暖房代を稼いでいるようなもんですから、宿主には木を切って、頑張って働いて欲しい(!!)と思っています。
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2010年4月17日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
薪ストーブの持ち手が壊れて
上から薪を入れるときに持ち上げる蓋の持ち手が、壊れてしまいました。熱くないように木の持ち手があったのですが、割れてしまったのでした。「熱いから蓋をあけるときは、軍手をしないとだめだぞ」と言った宿主が、うっかり素手で触ってしまい「アヂ~ッ」と大騒ぎ。早く持ち手を作らなければ、宿主が一番やけどしそうです。
「木で作るのがいいのかな~」と言っていたら、お客さんが「エゾシカの角で作ればいいでしょう」と言い、宿主は「おおそうだ、それいいね!」と言って、エゾシカの角を小屋から持ってきました。普通の家にはシカの角なんてないと思うけど、宿主は落ちていたシカの角を拾って物置小屋に置いていたのでした。
そうして完成したのが、右の写真。でも完成品を見て、私とお客さんは不満でした。「どうせなら、シカの角らしく、ビュっと先がとがっていて欲しかったなあ」「せっかくのシカのインパクトが弱い!いっそシカの頭を持ち手として突き刺しておけば良かったんじゃない?」などと言いたい放題。そう、物置小屋には、これも拾ってきた角付きシカの頭ミイラが、あるのであります。
気持ち悪いシカの頭ミイラが薪ストーブに付いていたら、お客さんが激減してしまうこと間違い無しのような気が…。「もうちょっと持ち手の先が格好良く見えるように細工はできる」などと宿主は言いますが、きっとこのままで終わりだろうな。やけどする心配もなく、薪を入れれるようになりました。
「のんた君の部屋」更新しています。
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薪ストーブにあたりながら読んでいる本は…
昨日から来られたお客さんは、スノーモービルと、薪ストーブにあたりながらの読書を楽しみに来たとのこと。まさに今はかた雪で、モービルツーリングには最高です。
薪ストーブの前でごろんと寝っころがりながら読んでいる本は、英語の本でした。顔立ちはまさにインド人の顔立ちなのですが、日本生まれの日本育ち、バリバリの関西弁でしゃべるので、こちらとしては本も日本語の本を読むのかと思えば、漢字が苦手なので本を読むときは英語の本がいいのだそうです。
漢字を覚えるより英単語を覚える方が楽なのかしらん??と私が考えていると、宿主が「それなら、みんなの前で熱心にエロ小説を読んでいても、誰にも分からないからいいよなあ!」と言ったので、私もお客さんも「ぶふう!」とふきだしてしまいました。
そうかあ、薪ストーブにあたりながら、英語版エロ小説を読んでいても、私たちには分からないぞ。そんなひどいことを宿主に言われているお客さんは、30年近く前から来てくれている人です。とりあえずお客さんの読んでいた本には、怪しげな男女の挿絵はなかったと報告しておきましょう…。
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2010年3月4日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
息子と薪入れ
天気予報では、ちょっと荒れ気味ということでしたが、今日は朝から良いお天気でした。昼の列車に乗るといっていたお客さんも、天気が良いので、ぶらぶら2時間かけて、駅まで歩いていかれました。今日みたいな日なら、歩いても気持ちが良いだろうな。
とても寒かったときは、1週間で部屋に積んであった薪を使い切っていましたが、今回は2週間ありました。今シーズンは、息子とコンビを組んで宿主は薪入れをしています。息子が薪小屋から薪をダンボールに入れ、ベランダに置くと、宿主が受け取って部屋に積み上げていきます。積み上げるのは、コツがあるのだそうです。
息子が手伝うようになって時間は半分ですむようになりました。のんた君も、そばをウロチョロしておりますが、のんた君は監督ですので、実践力にはなりません。ああやっと、子供たちも使えるようになったなあ~と、しみじみ思う今日この頃です。
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時計の残骸が出てきた!
「あっ、あった、あった」と宿主は、灰の中から時計の残骸を見つけ出しました。いくら1,980円とはいえ、跡形もなく時計が消失してしまうのは、あんまりですものね。
私は普段、外出するときしか時計をしないのですが、宿主は日常でも時計をつけています。外仕事で、チェーンソーを使っていたり、力仕事をしているときもつけているので、時計を壊したり、失くしたりしやすく、2~3年に一回は、時計を買う羽目になります。
ホームセンターに行ったら、くべてしまった時計とまったく同じ時計が売ってあったので、宿主はまた買ってきました。1,980万円ではなく1,980円の時計ですが、またすぐどうにかしてしまいそうなので、これで十分。ああせめて次は、薪ストーブの中に放り込まないようにしてもらわないと。
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1,000万円の時計を薪ストーブにくべる!?
朝起きると宿主が「昨夜俺は大変なことをしてしまった」と、しょんぼりして言うのです。「もう寝ようと思って、はずしてテーブルに置いてあった腕時計と、紙くずを持って立ち上がったんだ…」そこまでで、だいたい何があったのか分かりました。宿主はいつも寝る前に、薪ストーブに薪を入れて火止めをするのですが、そのときついでに燃える紙くず類も放り込むのです。
「放り込んだとたん、コトッって音がして気がついたんだ。俺、紙くずと一緒に時計も薪ストーブの中にくべてしまった!」朝、薪ストーブに火を入れるとき、灰を全部かきだして、時計の残骸を探しましたが、まったく見つかりませんでした。きれいさっぱり、溶けてなくなっていたのです。
さあその話を連泊していたお客さんに話したとき、薪ストーブの中にくべた時計は、1,000万円の時計になっていました。「ダイヤをちりばめた1,000万円の超高級腕時計だったのに!」と騒ぐ宿主。しかし昨日、一日中宿主と話をしていたお客さんは落ち着き払って言いました。「ダイヤモンドなら、薪ストーブぐらいの熱なら溶けませんよ、プラチナでも大丈夫です。でも、1,980円ぐらいの時計なら、跡形もなく溶けてしまっているかもしれないなあ!」そう、見事にお客さんに宿主の時計の値段を当てられてしまいました。
その後、薪ストーブの中で消滅した時計は、お客さんとの話題の中で2,000万円にまで値が上がっていました。お客さんが出発されて、自分たちだけになった後、薪ストーブの熾き火かき混ぜる宿主に、私は「どっかにダイヤモンドが引っかかってない?」と尋ねるのでした…。
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煙突の煙りを求めて
朝起きると思いがけず雪が積もっていて、木立にも雪が残っていました。8時前に煙突の煙は出ているかなと外に見に行くと、出てはいるんだけど、空が曇っているのでまったく映えません。
すぐに家に帰ってなんだかんだしているうちに、青空になってきました。で、またもや外に出てみると、家の上の空はきれいな青空になっています。煙突の煙もモクモクと出ていました。ほとんど風がないように思っていたら、煙にとっては風がけっこうあるようで、南風が吹いて屋根に這うように出ていました。少しでも上に立ち昇るような写真が撮りたいと、煙の様子を見ながら撮りました。
しばらく家にいましたが、なんとなく気になって、またまた外に出てみてみると、今度は木立に積もっていた雪が少し落ちて、残っている雪が繭玉のように梢に引っかかっていて、日差しを浴びて、青空の中で白く光っていました。でももう煙突の煙が出ていません。
家に帰って宿主に「煙が出てない」と言うと、「じゃあ、盛大に煙を出してやる」と言って、薪をいっぱいくべてくれました。そんなわけで、最後の写真を撮ったわけですが、煙がやはりいろいろで、煙突の三角屋根が写っていればよかったなあと思いました。写真を撮る人は、じっとシャッターチャンスを待って撮っているけど、自分はこらえ性がないから、だめだなあ。
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削りくずであったか
ビミョォとけなされても、次なる座卓を製作中の宿主、作用小屋にこもって一日過ごしております。次の座卓は、節が抜けて面に穴が開いていたり、木の皮が付いていたり、とても個性的です。その模様はおそらくそのうちに、手づくりコーナーでUPするとして…。
夕方になると、作業小屋で出た削りくずをずた袋に入れてもって帰ってきて、薪ストーブに入れます。薪以前の、本当にゴミみたいなもんですが、これが十分に暖かいです。ゴ~と一気に燃えていきます。
早くに夕暮れてしまうサロベツ。ストーブの前でゴロゴロして炎を眺めているのも、今の時期ならではの楽しい怠惰な時間の過ごし方なんだな~。
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2009年11月29日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
薪ストーブに火を入れようとして
「ああぁぁ~」と声がするので振り返ると、薪ストーブの前に段ボール箱を持った宿主が立っていました。薪ストーブの周りは、木屑がいっぱい散らかっています。「こんなになるはずじゃなかったのに。俺がしたかったことは、こんなことじゃなかったんだあ」と宿主は騒いでおりました。
宿主がしたかったことは、木屑をいっぱい入れた段ボール箱を持って、薪ストーブの上の部分から木屑を燃焼室にきれいに入れたかったのでしょうけど、ダンボール箱を傾けると、きれいに入るどころか、上の開放口を跳び越して、木屑は周りに飛び散ったようでした。
「あ~あ~あ~」と宿主は、「こんなになるなんて、こんなはずでは」としばらくぼやきながら、周りの木屑を掃除していました。まあ、予期せぬ悪い結果になってしまうことは、人生においてはよくあることですね。そしてそれを見て、うはは、と笑っている悪妻も、世の中には大勢いるでしょう…。
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2009年10月23日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |