01 朝晩は火の気が恋しくなってきた。でもまだ木っ端で充分暖かい。
10月23日
10月も半ばを過ぎると一雨ごとに寒くなってくる。しばらく暗い雨が降った後に現れる輝くような白い利尻はきれいだけれど、
その白さはもうすぐ雪に閉ざされた生活になることを、知らせてくれる。
外の気温は10度以下に下がっている。本州の真冬並みの寒さだ。そろそろ我が宿でも、薪ストーブの季節となった。 といっても、真冬のようにがんがん焚くわけではない。北海道仕様の高気密高断熱の家では、これくらいの寒さでは、 まだちょろちょろ薪を焚けば、それで十分暖かくなるのだ。
大きな薪だけでなく焚き付けようの木っ端も必要だ。いきなり大きな薪に火はつかない。大きな薪、細い枝、木の皮など、 用途に応じてバランスよく部屋に積み上げる。寒い日や雨の日に、外に薪を取りに行かなくてもいいように、 がっぽりと積み上げる。
こそこそボウキと勝手に呼んでいる小さなハンディほうき。薪ストーブの周りは、薪の木屑や灰で、とにかく汚れるのだ。 ほっておくと美観によくないのもあるが、飛んだ火の粉で燃え上がることもある。これで常にストーブの周りを掃除する。 薪も小道具も部屋にそろって、いよいよ薪ストーブな生活が始まる。
薪ストーブの新シリ-ズ開始です。HPの容量が5MBだったので、「景色」や「夕日」は、1年以上たったものから順番に
消していったりしたのですが、「薪ストーブ」のコーナーだけは、古くなったからといって、消す気分にはなれず、かといって、
新しく加えていくのも容量の関係から控えておりました。ところがこの10月からプロバイダのサービスが5MBから一気に
20MBへ!これで気兼ねなく新シリーズが始められるというものです。
「宿主の薪割り生活」は、主に薪ストーブを焚くための準備にまつわる話を中心にしましたが、「薪ストーブな生活」は、
冬の生活を中心にしようかなと思っています。お客さんもほとんど訪れなくて雪の中で暮らす生活は、どれだけ更新するような
話題が出てくるかは分からないけれど、不定期に気が向けば更新しますので、皆様お楽しみに・・・。